落ち込みには掃除が効く

注射器

きれいになっていく様は精神的な効果がある

メンタルの調子が悪い期間が続くと、人によってはうつ病などの気分障害に罹患する場合があります。うまく気分転換やリフレッシュ、ストレス解消ができれば良いのですが、誰もが上手くできるとは限りません。ですが、生活を送っていく上で日常的に行われる掃除はメンタルの調子を整える作用があり、中でもトイレ掃除はうつ病の改善に効果があるという報告も見られます。散らかっている部屋にいるとうつうつとした気分になる方も多いですが、部屋の片付けや掃除を行うときれいに片付けられていく様がメンタルに作用し、だんだんと気分が良くなっていきます。それと同じで、トイレ掃除は続けるとうつ病に良いと言う心療内科の医師も存在します。なぜならうつ病の方はやる気が出ないという、典型的な症状から人の役に立てていないという感情によって、家族や周りの人に申し訳ないという気持ちを抱えています。ですが、誰もができればやりたくないトイレ掃除に取り掛かることは自尊感情に働きかけ、達成感が病状を良くします。注意点は急に掃除を完璧にしないことで、疲れない程度から始めることをおすすめします。

うつ病の改善やメンタルの向上のためのトイレ掃除は、前述したように一気に行うものではありません。散らかった部屋で例えるならば、まずはテーブルの上や本棚の整理から始めるなど、一つずつできることから始めることがポイントです。そして何より「今日は絶対にトイレ掃除をする。」と決めつけないこと、これも重要になります。義務的な掃除はメンタルにも悪い影響を与えるので、気が向いたら行う、くらいの気持ちで取り掛かる方が精神的にも肉体的にも楽です。また、トイレ掃除は屈んで行うことが多い掃除ですが、便器だけではなく壁を磨いたり床を掃除したりと結構体力を消耗します。ですがその動きは運動をすることと同じくらい体を動かすことにもなりますので、うつ病改善のために運動を勧められても実行できない方にもおすすめです。そして、自分がトイレを使用した後に軽く掃除をする、ということを続けるだけでもきれいなトイレの状態は保てるので、その分気分良くトイレに入ることができます。それは自分のためだけではなく、誰かのためにもなるというメンタルには一石二鳥の作用を起こす行動となるのです。