憂鬱な気分が続いているときは、普段は当たり前にできている家事すらままならなくなることもあります。いつもできていることがスムーズにできないことには焦りを感じることもありますが、過剰に気にすることなく、まずは治療に専念しましょう。うつ病は心の病気でも代表的な存在ですが、正しい治療を行うことで良い改善も期待できます。治療は薬の投与が中心ですが、回復が見られてきたら生活を整えることも考えてみましょう。体内時計の乱れも症状の悪化につながるとされていますので、回復してきたら、早寝早起きの習慣をつけるなど、少しずつ復帰を目指していきたいところです。気分がすぐれないときには、掃除もできなくなるということも珍しくありません。散らかった部屋でいることもメンタル面にはあまり良いとはいえませんので、気分良く過ごすためにも部屋をきれいにすることも考えていきたいところです。とはいえ、いきなり広い範囲を掃除するのは大変です。まずは、身近な場所であるトイレ掃除をしてメンタルを鍛えることも考えてみましょう。トイレ掃除をすることで、心に良い変化が見られたという意見も少なくありません。
トイレは毎日使うところだからこそ、汚れていることや、悪臭が漂うとメンタル面にも悪い影響が出てしまいます。トイレ掃除はやりたがる人は多くありませんが、範囲も狭いのでそれほど多くの時間を必要としません。かなり汚れがたまっていた場合は一日できれいにするのは難しいものもありますが、無理をせずにできる範囲で続けていきましょう。最初は汚れていたトイレも、毎日掃除をすることで、美しさや清潔さを取り戻していきます。小さな範囲でもきれいにできることは達成感もありますし、同居する家族がいる場合は感謝してもらえます。憂鬱な気分になっているときには、自分には価値がないなど悪い方向に考えてしまいがちですが、ちょっとした感謝の気持ちが自信につながることも考えられます。トイレ掃除は身近な家事のひとつですが、メンタルを鍛えるのには効果的といえるでしょう。トイレ掃除で自信がついたら、今度はキッチンや自分の部屋をきれいにするなど、少しずつ行動の範囲も広げていきたいところです。掃除は特別な費用もかからず、自宅から出ることなく行える手軽なメンタルトレーニングです。